筥崎宮は、参拝者数・人気ともに県内有数の神社で、三が日の人出はおよそ50万人となっています。
電車や地下鉄の駅から近く、博多方面からのアクセスも良いので、行きやすいことに加え、ピーク時であっても何時間も待つような大混雑にはならないことが、人気の秘密でしょう。
こちらのページでは、そんな筥崎宮へ初詣に行きたい方は必見の、拝観時間、混雑状況、アクセス情報、そしてお楽しみの出店(屋台)や1月3日に行われる「玉取祭」に関する情報などをぎゅっと詰め込んでご紹介します!
令和5年「初詣」に関するお知らせ
公式サイトに情報が公開され次第掲載予定💘
以下は参考までに令和4年(2022年度)の初詣の日程や頒布時間になる。
令和4年「初詣(1月1日~2月28日)」に関するお知らせ
「参拝時間」
1月1日(土・祝) 午前零時~2日(日)午後9時
1月3日(月) 午前6時~午後9時
1月4日(火)以降 午前6時~午後7時「御守・御札・縁起物等授与時間」
12月31日(金) 午前8時半~午後5時
1月1日(土・祝) 午前零時~2日(日)午後8時半
1月3日(月) 午前8時半~午後8時半
1月4日(火)以降 午前8時半~午後5時半「年頭祈願祭時間」
1月1日(土・祝) 午前零時~午後5時半
1月2日(日)~1月6日(木) 午前7時~午後5時半
1月7日(金)以降 午前8時半~午後4時半令和2年11月吉日 筥崎宮社務所
筥崎宮公式HP:https://www.hakozakigu.or.jp/
項・一覧
筥崎宮の正月(初詣)の拝観時間(開門・閉門時間)
筥崎宮は、1月1日~3日(三が日)は終日開放されています。
年末年始の拝観時間は、以下の通りです。
- 12月31日(大晦日):6時~19時
- 1月1日(元日):0時~24時
- 1月2日:0時~24時
- 1月3日:0時~24時
- 1月4日以降:6時~19時
正月限定!楼門内(拝殿)で参拝できる!
通常、筥崎宮に参拝する際は、楼門前で拝礼しますが、正月には楼門の柵が取り払われ、その奥の拝殿まで進むことができます。
楼門内参拝ができる日時
- 1月1日:0時~19時
- 1月2日~1月15日:6時~19時
正月の御祈祷受付時間
- 祈祷受付時間:9時~16時30分
正月三が日も、御祈祷受付は通常通り行われています。
ただし、神事がある場合や、団体の御祈祷がある場合は、待ち時間が発生する場合があります。
毎年1月は、会社やスポーツチームなどの団体の「年頭特別祈願祭」が数多く執り行われ、特に仕事始めに当たる1月4日や5日以降の最初の平日(月曜日)、大安の日は混雑しやすくなっています。
個人の御祈祷の予約はできませんが、団体の御祈祷は予約が必要となっています。
個人で御祈祷をお願いしたいという方は、事前に電話で問い合わせ、希望する日時に御祈祷ができそうか確認しておくことをおすすめします。
なお、筥崎宮の拝観料は無料です。
筥崎宮の拝観時間・拝観料・祈祷などについては、当サイト日本三大八幡・筥崎宮の「拝観時間・拝観料・アクセス・駐車場・祈祷(お祓い)の受付時間と初穂料(料金)など」もご覧ください!
筥崎宮の正月(初詣)おすすめのアクセス(行き方)
筥崎宮は正月三が日で約50万人が訪れる、県内屈指の人気初詣スポットです。
初詣客用に臨時駐車場も設けられますが、周辺の道路は混雑しやすいので、できるだけ、電車・地下鉄でお出かけください。
筥崎宮の最寄り駅とアクセスについては、当サイト博多駅から筥崎宮へのアクセス(行き方)「電車(地下鉄)・バス・車(タクシー)」でご紹介しています。
筥崎宮の正月(初詣)に車で行くには?「交通規制と渋滞状況」
交通規制
12月31日深夜から1月1日、あるいは7日にかけて、筥崎宮周辺では、車両通行止箇所(歩行者専用道路)、西鉄バス専用道路などを設定する交通規制が敷かれます。
駐車場は、通常利用できる「宮前駐車場」「外苑駐車場」に加え、3か所の臨時駐車場が設けられますが、駐車場の入口がある国道3号線が渋滞しますので、時間に余裕を持って移動してください。
なお、駐車場への右折入庫は禁止となっています。
筥崎宮の正月の交通規制と駐車場の場所はコチラの案内図でご確認ください。
筥崎宮の正月(初詣)の駐車場の場所
筥崎宮の初詣には、以下の有料駐車場が利用できます。
年末年始(12月31日~1月3日)の駐車場
収容台数は、宮前駐車場100台、外苑駐車場230台、臨時駐車場(特別駐車場)合計1800台となっています。
ただし、混雑のピーク時は空きがない可能性もありますので、近隣のコインパーキングも視野に入れておくことをおすすめします。
なお、料金は、繁忙期の特別料金となり、通常は1日最大600円のところ、例年800円になります。
筥崎宮の正月「駐車場は何時まで?」
- 宮前駐車場:24時間
- 外苑駐車場:24時間
- 外苑向かい側臨時駐車場
12月31日~1月1日:23時~翌18時
1月2日~1月3日:9時~18時 - お潮井浜臨時駐車場:9時~18時
※1月1日~3日のみ
※営業時間・料金は、年により変動する可能性があります。
筥崎宮の正月(初詣)の混雑状況
3日で50万人の人出ということで、筥崎宮のお正月は大変賑やかです。
ただ、例えば県内でトップの初詣参拝者数を誇る太宰府天満宮のように、参拝のための長蛇の列が参道の果てまで続いて身動きが取れない・・というほどにはなりません。
境内の入口である一之鳥居あたりまでは並びますが、道路まで出てしまうことはほとんどありません。
境内の楼門手前は広場のようになっていて、狭い参道や橋があるわけではありません。
したがって、楼門中央へ向かう場合は列を作る必要がありますが、それ以外でしたら広がって歩けるので、混雑がさほど気にならないということのようです。
一番混雑する時間は?
そんな筥崎宮の年末年始で一番混雑するのが、12月31日(大晦日)から1月1日(元日)3時頃にかけての年越し(カウントダウン)のタイミングです。
例年、大晦日の23時頃から境内に人が集まりだし、楼門前から境内がいっぱいになります。
1月1日0時になると楼門が開きますので、あとは順々に参拝を済ませるということになります。
また、1月3日の「玉取祭」の時間帯も大変混雑します(後述)。
混雑回避策は?
正月三が日は、楼門内で参拝できる時間は6時~19時ですが、境内には終日入れます。
したがって、楼門内での参拝にこだわらない方は、早朝か夜がおすすめです。
また、少しでも混雑を避けたいなら、1日よりは2日か3日(玉取祭の時間を除く)、あるいは4日以降の平日が良いでしょう。

筥崎宮の正月(初詣)の口コミ・評判
筥崎宮の周辺付近の出店(屋台)の時間・種類
筥崎宮の前の参道は、12月31日23時から1月7日にかけて車両通行止めとなり、出店(屋台)が立ち並びます。
出店(屋台)の出店期間・時間
12月31日~1月1日
12月31日夜から1月1日(元日)にかけては夜通し営業しているところが多くなっています。
1月1日の夜は、多くの出店が、筥崎宮の閉門に合わせて閉店します。
1月2日~7日
出店数は1月1日~3日がピークで、4日以降は数はやや減りますが、まだまだたくさんの出店が出ています。
ただし、筥崎宮の拝観時間が19時までとなっているので、この時間前後に閉店する店が多くなります。
出店(屋台)の出店数・時間
正月、筥崎宮前には、120店ほどの出店が並びます。
焼きそば、焼き鳥、じゃがバターなど、定番の屋台は、もちろん、ほぼ何でもそろっていますが、特に注目したいのは、博多ラーメンやもつ焼きなどの博多名物です。
必食!筥崎宮名物「社日餅」
ここで1つぜひぜひおすすめしたいのが、筥崎宮名物「社日餅」です。
これでなんと!「やきもち」と読みます・・!
見た目は太宰府名物梅ヶ枝餅のようです。
(味も・・ほとんど梅ヶ枝餅です。)
通常、白いお餅とよもぎ餅の2種類があり、外はモチモチ、中には上品な甘さの粒あんが入っています。
1個120円ほどで、出店では焼き立てをいただけますし、食べ歩きしやすい、おすすめ屋台グルメです!
筥崎宮「玉取祭(玉せせり)」の意味・日程(時間)・場所など
毎年1月3日には、別名「玉せせり」とも呼ばれる玉取祭(たまとりさい)が行われます。
「玉取祭」は、2つの木製の玉を、裸に締め込み(ふんどし)姿の「競り子」と呼ばれる男たちが奪い合い、1年の吉凶を占い、豊年を祈願する行事です。
「せせり」とは、触れる・競うという意味なのだそうです。
参加者は小学生を含む筥崎宮の氏子衆、総勢250~300名で、観客は晴天時で約5万人に上ります。
当然、「玉取祭」が行われている間は境内が人でごったがえしますし、参道も、なかなか前へ進めないほどの混雑になります。

お出かけの際は、ご注意ください。
玉取祭の「玉」の意味
玉取祭の「玉」は、触れると災難除け・招福のご利益があると言われています。
陽玉(ようのたま)と陰玉(いんのたま)の2つがあり、競り子たちは陽玉を奪い合います。
1年の吉凶を占う意味もある祭りで、競り子は陸(おか)側と浜側の2つの陣営に分かれており、最終的に神職に玉を手渡すのが陸側なら豊作、浜側なら豊漁の年になると言われています。
また、玉を納めた競り子が、その年一番の幸運者とされます。
玉取祭(玉せせり)の歴史
玉取祭の起源は明らかではありませんが、500年ほど前、室町時代に始まり、今日まで盛大に行われてきたとされています。
現在は筥崎宮や、広島県・宮島の厳島神社の玉取祭が有名ですが、もともとは日本全国のえびす神社で行われた「珠はやし」という行事だったとも言われています。
玉取祭(玉せせり)の日程・場所
日時
- 1月3日 13時~14時30分頃
場所
- 玉取恵比須神社~筥崎宮境内
※玉取恵比須神社は筥崎宮から250mほど離れた場所にあります。
玉取祭の流れ(内容)
①玉洗式
まず、筥崎宮・絵馬殿前にて、2つの玉を藁束で祓い清め、種油で拭き上げる「玉洗式」が執り行われます。
②末社・玉取恵比寿神社へ移動
その後、玉取恵比須神社へ移動し、神事の後、いよいよ「玉せせり」が始まります。

「玉せせり」では、競り子たちが、肩車をし、水を浴びながら、陽玉を奪い合いつつ、筥崎宮へ移動していきます。
玉の争奪戦は、子どもの競り子から始まり、大人へとバトンタッチされます。
③筥崎宮に到着
「玉せせり」をしながら一行が筥崎宮に入り、最後には、楼門前で待つ神職に玉が手渡されます。
ここで、陰と陽の玉が再び揃い、神事終了となります。
筥崎宮に初詣に行ったら・・「鳩みくじ」に挑戦!
筥崎宮には、正月と、9月の放生会の期間限定のおみくじがあります。
その名も「鳩みくじ」!
この鳩みくじは、実は、300円でおみくじを引くと、台北行きの航空券や、温泉の入浴券など豪華景品が当たる景品抽選会でもあるのです。
ハズレはなしで、雑貨や縁起物など、色々な景品が当たりますので、新年の運試しということで、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
鳩みくじが引ける期間(正月)
- 1月1日~1月14日頃 ※2019年の場合
鳩みくじの景品の例
- 福あめ、絵馬、しゃもじ、大しゃもじ、開運せっけん、開運タオル、箸
- よろこんぶ、目出鯛、土鈴、福鈴、おはじき、エコバッグ、うちわ
- 博多市内ホテルランチ券(ペア)、温泉ご招待券(ペア)
- ハウステンボス旅行(ペア)、阿蘇ファームランド旅行(ペア)
- 福岡~台北往復航空券(ペア)
- 福岡~沖縄往復航空券(ペア)
- 福岡~大阪往復航空券(ペア)
筥崎宮に初詣に行ったら・・「冬ぼたんまつり」も必見!
筥崎宮の参道にある神苑花庭園では、1年を通して季節の花々が楽しめますが、1月から2月にかけては、約20品種・200株の冬ぼたんが、随時見ごろを迎えます。
冬ぼたんは、4月~5月に見ごろとなる春ぼたんを温室などで育て、人工的に早く咲かせたもので、春ぼたんに比べると花が小ぶりですが、寒い中、藁(わら)の囲いの中で咲く姿は可憐で美しく、毎年、多くの見物客が訪れています。
神苑花庭園では、2月に入ると、晴れた日には福寿草(ふくじゅそう)の黄色い花も見られるようになります。
筥崎宮神苑花庭園「冬ぼたんまつり」
日程
- 1月1日~下旬、期間中無休
開園時間
- 9時30分~16時30分
入園料
- 大人500円
※中学生以下は、保護者同伴で無料
※筥崎宮のお守り、お札、、御朱印などを提示すると入園料が300円になる割引を実施している場合があります。
※時期により、入園料が200円に値下げされている場合があります。
神苑花庭園の場所(地図)
花庭園は、筥崎宮の参道沿いにあります。
一之鳥居からは、徒歩約4分です。
お問い合わせ先電話番号
- 筥崎宮社務所:092-641-7431
筥崎宮の住所・お問い合わせ先
- 住所:福岡市東区箱崎1-22-1
- 電話番号
社務所:092-641-7431
婚礼受付:092-632-5588
神苑花庭園:092-651-1611 - ホームページ:https://www.hakozakigu.or.jp/index.html